MOS365 Excel(一般レベル)4章・問題60 の解説です。ポイントは「「ずっと同じセル」はF4を1回」。
動画で操作を見たい方はこちら(問題60の解説シーンに飛びます)。
問題
値引きの列に、値引き金額を求める数式を入力してください。値引き金額は、合計金額にセルB1の値引き率を掛けて計算します。
操作手順
① D4のセルに「=」を入力
② C4セルをクリック後、「*」を入力
※ここまでは1つ前の問題と同じです。
③ B1セルを選択し、F4キーを1回入力して絶対参照($マークがBと1の前の2箇所についた状態)にして、Enterキーで確定

④ オートフィルで下のセルに数式をコピー
Memo:常にそのセルを参照させたい場合はF4キーを1回押す
「値引き率」や「消費税率」など、常に特定のセルの値を参照させたい場合は、そのセルを選択後にF4キーを1回押します。
正確には「絶対参照」という参照方法なのですが、「常にそのセルを参照させたい場合はF4キーを1回押す」理解だけでも、MOSの一般レベルであれば十分問題を解けます。
もっと言ってしまえば、F4キーを押す必要があるのは「~は○○セル(B1、A4など)を参照します」と、セルの指定が合った場合です。
次のMemoで絶対参照について詳しく解説していますが、少し難しいと感じたなら、「常にそのセルを参照させたい場合はF4キーを1回押す」ことだけおさえましょう。
Memo:絶対参照とは
絶対参照とは、他のセルにコピーしたとしても、参照先のセルを変えない参照方法です。
$マークをつけない参照(相対参照と言います)の場合、「2つ左のセル参照」という形で、入力中のセルから見た位置を基準に参照が行われます。
そのため、数式を別のセルにコピーした場合、コピー先のセルからの「2つ左のセルを参照」することになり、参照先のセルがずれます。
例えば、問題59で入力した数式「=A4B4」は、言い換えると「2つ左のセル1つ左のセル」です。
下にコピーした時に、計算結果が変わるのは、「2つ右のセル*1つ右のセル」を常に参照しているから、です。
絶対参照とは、「B1」など、絶対的な位置を指定する参照方法です。
絶対参照をすることで、コピーしても、常に同じセルを参照します。
問題60で入力した「=C4$B$1」は、言い換えると「1つ左のセルB1セル」です。
絶対参照を行うには、絶対参照したい列・行に$マークを付けます。
F4キーを1回押すと、両方に$マークがつき、常にそのセルを参照するように設定できます。
より厳密には、列のみ・行のみを絶対参照にする指定(複合参照)もできますが、一般レベルでは出題される可能性が低いため、本書では割愛します。

関連
練習問題の一覧(全91問+応用)はこちら。

4章の解説動画(全体)はこちら。

