基本情報【科目B】令和4年度サンプル問題問1(変数・代入):トレース表の作り方を最初に身につける

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基本情報技術者試験 科目Bの「令和4年度 サンプル問題 問1」(変数・代入)を、図解トレースで解説します。科目Bで最初に身につけたい トレース表の作り方 がそのまま問われる入門問題です。代入は 上から順に、変わった値を上書き していく——この感覚を固めましょう。

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問題(令和4年度 サンプル問題 問1)

次のプログラム中の【 】に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。

プログラムを実行すると、「【 】」と出力される。

整数型: x ← 1
整数型: y ← 2
整数型: z ← 3

x ← y
y ← z
z ← x

yの値とzの値をこの順にコンマ区切りで出力する

解答群

ア 1,2 イ 1,3 ウ 2,1 エ 2,3 オ 3,1 カ 3,2

解説

正解は カ「3,2」 です。

①トレース表を作成

まず変数 x・y・z を書き出し、初期値を入れます。

x y z
1 2 3

②代入を上から順に反映

プログラムを上から順に処理します。値が変わったら、取り消し線を引いて下に書き直す のがコツです。

x y z
1 2 3
2 3 2
  • x ← y:y は 2 なので、x は 2
  • y ← z:z は 3 なので、y は 3
  • z ← x:x は (反映済みの)2 なので、z は 2

Point: z ← x の x は「反映済みの値」を使う
ここが最大の注意点です。z ← x の x は、直前の x ← y で書き換わった 2 を使います。問題文の x ← 1 の 1 を持ってくると間違いになります。トレース表で「最新の値」を見る習慣をつけましょう。

③出力

yの値とzの値をこの順にコンマ区切りで出力する なので、y=3、z=2 で 「3,2」(カ)です。

Point: トレース表は「行ごと」に書かない
プログラムの行ごとに1行ずつ書く教材もありますが、丁寧な反面、本番では時間がかかりすぎます。値が変わった変数だけを、直後に追記 していくのが本番向きです。

(行ごとに書いた場合——丁寧だが時間がかかる)

x y z 処理
1 1 x ← 1
2 1 2 y ← 2
3 1 2 3 z ← 3
4 2 2 3 x ← y
5 2 3 3 y ← z
6 2 3 2 z ← x

Memo: 前の値は消さずに取り消し線で残す
本番ではメモ用紙とボールペンが渡され、書いた内容は消せません。だから練習でも、前の値は消さず取り消し線で残します。「変わった値だけ下に追記」「古い値は取り消し線」に慣れておくと、本番でそのまま使えます。

まとめ

問1は科目Bの土台、トレース表の作り方そのものです。変数を書き出す → 上から順に、変わった値を取り消し線+追記で更新 → 最新の値を参照。特に z ← x のように 更新済みの値を使う ところを外さなければ確実に取れます。

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