「あれ、あの操作どこからやるんだっけ?」と困ったこと、ありませんか。
そんな時は、とりあえず右クリックしましょう。
対象に行える操作が、右クリックメニューに表示されます。
例えばExcelであれば、右クリックから以下の操作が可能です。
- コメントの追加
- テーブルの行・列の挿入・削除(表の上で右クリックした場合)
- 行列の高さ・幅の調整(行・列上で右クリック)
- 代替テキストの表示・編集(画像上で右クリック)
(セル上で右クリックした場合)
(画像上で右クリックした場合)
操作に迷った際は、対象の上で右クリックすると、その場で可能な操作メニューが表示されるため、効率的に作業を進めることができます。
右クリックは対象の上で行う
右クリックは、操作対象の上で行います。
- 表を操作したい場合 → 表の上で右クリック
- 画像を操作したい場合 → 画像の上で右クリック
これを理解していないと、意図しない対象を選択してしまうことがあります。
例えば、表を選択した状態でポインターが画像の上にある場合。
右クリックすると画像が対象となってしまいます。
操作する対象の上で右クリックすることを意識しましょう。
特にやりがちなミスが、複数選択時です。
例えば、6行目と9行目の行の高さを調整したい場合。
選択した6もしくは9行目の上で右クリックしないと、選択が解除されてしまいます。
右クリックのショートカットキー
マウスを使わずに右クリックを行うには、Shift + F10 を使います。
Shift + F10のメリットは、選択が解除されないこと。
マウスポインターの位置と関係なく、選択した場所で右クリックが行えます。
例えば、表を選択した状態でマウスポインターが画像の上にある場合。
通常の右クリックでは画像が選択されてしまいます。しかし、Shift + F10 を押せば、現在選択している表に対して右クリックが適用されるため、意図した操作を確実に行えます。
ゴロは「 Shift(少し) + F(不) + 10(自由)な右クリック」
ゴロは「少し不自由」です。
Shift(少し) + F(不) + 10(自由) |
マウスの右クリックは対象上で行う必要があり、少し不自由だから。
「少し不自由な右クリック」で、覚えましょう。
Shift + F10は、右手を回転させて入力
覚えやすいゴロも伝えましたが、最終的には指の動きで覚えてしまいましょう。
正しい指の動きを身につけると、キーボードを見ずにスムーズに入力できるようになります。
- ホームポジションに手を置く(FとJに指をセット)
- 左手の小指でShiftを押す
- Jを軸に、右手を回転させて人差し指でF10を押す
ポイントは Jを基点にして右手を回転させるように動かすことです。
以下のように手全体を移動する入力方法だと、覚えにくく、タイプミスもしやすいです。
回転させるやり方であれば、Jが目印になるため、F10の位置を身体で覚えやすいです。
これにより、誤入力を防ぎつつ、スムーズにキーを押せるようになります。
まとめ
- 何か操作に困ったら、まずは 右クリック でメニューを確認
- 対象の上で右クリック しないと、意図しない操作になってしまうことがある
- Shift + F10 を使えば、マウスを使わずに右クリックが可能
- 語呂合わせ(少し不自由) でショートカットキーを覚えやすくする
- 正しい指の動き を身につけると、ミスなく素早く入力できる
ぜひ、右クリックを活用して作業を効率化しましょう!